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-理事長所信-

2025年度スローガン

超戦
~自身の壁を超えよう!新たな時代を切り拓くために~

2025年度理事長所信

 第65代理事長 大橋孝弘

私が砂川青年会議所に入会した 2018 年から今日までの7年間、先輩諸氏から薫陶を受け、たくさんの学びを自身の成長へとつなげることができました。その中で一番感銘を受けたのは、まちに対する熱い想いを奮い立たせ課題解決に向けて行動している姿とその想いを胸に自身の壁を超えようとしている姿です。

これは、青年会議所の活動に身を置く中で、常に砂川青年会議所の歴史と先輩諸氏から受け継がれてきた賜物であり、目標とする姿であります。また、その年々の理事長の振る舞いに導かれながら、まちの発展のために行動し、自身の心を磨き、今日まで青年会議所の運動を続けてきました。今一度、受け継いできたその姿を次世代へと継承していかなくてならない責務があります。
 

青年会議所運動とは「地域社会を持続的に発展させていく仕組みを創ること」を示します。一度きりの事業で終わらせることなく、本気で地域社会の持続的な発展を目指し、希望をもたらす変革の起点を創ることができれば、JC 運動の先に社会のより良い変化を生み出すことができます。
 

しかし、その青年会議所がもつ無限の可能性に、実私たち自身が気付くことができていないのかもしれません。それなぜなのか。仕事、家庭など日々時間に追われ余裕がない中、地域のこと、日本のことをいきなり真剣に考えることは難題ととらえ青年会議所運動に対し、「自分事」だと捉えていないのでないでしょうか。
 

自分、家族、地域、北海道、日本、そして世界へ。

自分事だと思える範囲が広がっていけば、視点が変わり、意識が変わり、行動が変わっていきます。つまり、地域を変えることも、日本を変えることも、どこまでいっても「自分」を変えることの延長線にしかないと私は考えます。地域や日本を変えようと考えるのでなく、まず自身の心に問い、自身を律し、自身の意思で、自身の人生を切り拓いていく。
 

社会により良い変化をもたらすための答えは、自身の心の中にあります。メンバー一人ひとりが現状に満足せず、自身で掲げた目標の壁を乗り超えるところに成長があり、その成長こそが組織の発展へ結び付くと確信しております。

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はじめに

2022年2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が勃発し、ウクライナ側の激しい抵抗だけでなく、欧米諸国をはじめとする国際社会の強烈な反発を招きました。現在もウクライナ市民の犠牲者は増え続けており、国際社会からロシアへの厳しい非難の声が上がっております。長く出口の見えないトンネルに入っていたこの状況、終戦後の1949年に JC を立上げた時の残酷で未来の見えない状況と類似し、その時に偉大な先輩が唱えた「新日本の再建は我々青年の仕事である。」というその心境は当時との環境と異なりますが重なる部分が多くありました。
 

その環境の中、砂川青年会議所の先輩諸氏は、当時の志に立ち返り、こんな時代だからこそ自らの意思で行動し、青年会議所を立ち上げた偉大な先人の言葉を心に刻み行動に移してくれました。その背中を間近でみていた私自身も自ずと引き寄せられ必死に食らいつきながら全員で活力溢れる運動を展開していきました。その運動こそが今では原動力となり、私自身が青年会議所運動を行える原点です。
 

青年としての英知と勇気と情熱をもって、明るい豊かな社会の実現を目指すために、砂川青年会議所がこの地域で一番活躍する団体となり、地域に一番必要とされる団体へとならなければなりません。そのために一人ひとりがチームとして仲間への思いやりを人一倍持ち、仲間を支えながら全員で自身の壁を乗り越える運動を、前向きにやりがいをもって展開していくことで、砂川青年会議所の更なる飛躍へとつなげ、地域への活力に変えていきます。
 

砂川青年会議所の運動は、多くの皆様のご理解とご協力をいただき歴史を積み重ね、今年度で 65周年の節目を迎えます。65周年を迎えるメンバーの中には次の70周年を迎える若き才能溢れるメンバーがいます。そのメンバーと共に65周年から70周年へ新たな中期ビジョンを策定し、運動に反映することで、メンバー全員がこのまちの未来への想いを持ち、その思いをカタチにしていかなければなりません。この 65 周年でメンバー全員で自身の壁を乗り超えて成長し、青年世代のリーダーとしての自覚を持ち、地域全体で活力が溢れた希望の持てる未来を創出していくために、超戦していきます。

【自身の超戦から会員拡大運動へ】

 近年、砂川青年会議所の会員拡大運動は様々な戦略を計画し、固定概念を取り外して会員拡大運動に邁進していき、2022 年度に49名のメンバーがいる組織として発展していきました。しかし、一昨年と昨年を合わせ、多くの卒業生を送り出すことでの会員減少や全員参画の拡大運動を展開できず、委員会、会議体だけでの運動、活動となってしまい、組織へうまく浸透できていないことが1番の課題となっています。これからも力強く青年会議所運動を展開していくために、「誰かがやってくれる」との固定概念を取り外し、メンバー一人ひとりが危機感を持ち「自分がやる」との思いで超戦する組織へと変革していく必要があります。
 まず、私たち自身が青年会議所運動の意義、会員拡大運動の重要性を改めて学び、メンバー全員が拡大運動に超戦する意識を醸成します。そして、これまで以上に多種多様な職種や個性をもった若者へ、私たちの運動や活動を肌で体験できる機会を創出し、双方の信頼を築き上げます。1人の超戦から5人、10人、50人へと連鎖され、その超戦する行動にこそ組織を発展していく可能性が多く秘められております。より多くの青年世代へ地域の未来を考える意識変革をもたらし、砂川青年会議所が持続可能な組織へと発展していけるよう超戦していきます。

【子供たちの超戦から生まれる愛郷心溢れるまちへ】

 砂川市では、時代の変化や様々な課題を捉えながら持続可能なまちを目指し、市民と行政が一体となる協働のまちづくりに取り組んでいます。その中で、このまちの次世代を担う子どもたちの減少や様々な教育環境へ対応するため、小中学校を統合した義務教育学校の設立が決定し、子どもたちの取り巻く環境大きく変化しています。これまで砂川青年会議所は時代の変化が目まぐるしく変わる中で変わらずに受け継がれてきた想い、生まれ育ったまちを愛する強い想いであり、その想い私たちの運動を行う原動力です。今、子どもたちが取り巻く環境が変化している中だからこそ、これまで以上に地域と教育現場、青年会議所が連携を図り、子どもたちと原体験を通じて超戦できる機会を創出し、子どもたちの愛郷心を育む必要があります。
 地域独自の様々な魅力を活かし、子どもと市民が一体となり超戦できる運動を展開することで、子どもたち一人ひとりが主役となる、輝くような故郷での原体験を生み出します。この原体験を通じて私たちが子どもたちに、このまちの魅力を伝え地域の様々な人たちと触れ合う場を作ることで、子どもたちのこのまちを思う気持ちを最大化し、愛郷心溢れる子どもたちを増やしていけるよう超戦していきます。

【超戦し続ける人財へ】

 目標を掲げ超戦し続ける人は、性別や年齢に問わず魅力的で自信に満ち溢れております。「最も大きな挑戦、自分自身を超えることだ。」京セラの創業者であり、日本航空の再建にも成功した経営者、稲盛和夫氏は、他者との競争でなく、自分自身との闘いが最も重要であることを強調しております。メンバー全員が常に自分を見つめ直し、新たな目標を掲げ超戦していく姿にこそ成長が生まれ、その成長こそが組織の発展に結びつきます。現状に満足せず、自身の可能性を信じて超戦する人財へ成長する必要があります。

 自らが進んで動かなければ、目の前に見えている世界変わりません。自身の課題を打開する活路を見出し、自らの人生の果たすべき使命に向き合い超戦し続ける人財へと成長し、地域内外での様々なコミュニティ、ビジネスやプライベートにおいて周囲へより良い影響を伝播させていく魅力的で自信に満ち溢れた人財を増やしていけるよう超戦していきます。

【世代に合わせた広報運動への超戦】

 砂川青年会議所は先輩諸氏により65年もの間、時代背景に合わせた広報運動をおこなっており、市民からの信頼を得るべく私たちの運動発信されてきました。今年度も引き続き今の時代に合わせた最大限の広報活動を行い、より多くの市民からの強い共感を得る広報運動をする必要があります。現在、情報発信する媒体が増えている中、伝えたい方へ伝えたい情報が伝わるためにどの媒体が様々な世代にどのように用いるべきか過去の広報活動を検証した上で調査、研究を行い発信していきます。そしてメンバー一人ひとりの魅力や JC 運動に超戦しているプロセスを収集し発信することで私たちのファンを一人でも多く獲得する、人の心を動かす広報運動を行い、砂川青年会議所の運動を最大化させます。

 今までの広報運動に捉われず、各世代に行き届く広報運動を行い、より多くの人に私たちが JC 運動に励んでいるプロセスを周知し、信頼を得ることができる広報運動に超戦していきます。

【超戦する組織運営】

 メンバー全員がその個性や能力を十二分に発揮し活躍するためには、組織をつなぎ合わせる細かな気配りや思いやりをもつ組織運営が必要不可欠で組織の中で決して欠かすことのできない要として重要視されています。砂川青年会議所の総務委員会も同様なことが言え、運営と何かを確りと学び各委員会のリーダーシップをとり、組織において誰からでも求められる存在になる必要があります。
 総会、理事会の諸会議の設営や円滑な運営、各種情報の連絡やスケジュール管理、財務や人事情報の管理など総務業務を確りと行うこと勿論、メンバーの困っていることにいち早く感じ取り、サポートすることでLOMの円滑な運営につなげ、私たちが楽しく運動を行うために、決して欠かすことのできない存在価値を見出します。
 各メンバーへ配慮した円滑な組織運営、例会事業への参加率を高め、更なる新しい経験や役職へ超戦したいという気風を作り、より質の高いモチベーションをもった組織運営に超戦していきます。

結びに

「身の丈を超えるような超戦をしない限りそこに成長ない」

ある先輩から言われた言葉です。
 

人の心を突き動かすのは高い志を持ち、目指すべき未来へと突き進む圧倒的な行動力です。より良い未来の創造は他の誰でもない私たちの行動によって生み出されます。本気で成し遂げたい夢を描いている人の周りには、想いを共有した仲間が集まり、思いやりが人と人をつなぎます。

一人の超戦から絶対にやり遂げる強い意志が芽生え、無限の可能性が広がり、組織に連鎖することで地域から必要とされる団体へと昇華していくと確信しております。


無限の可能性を信じ、勇気をもって超戦しよう。

普通の挑戦で勝ち取れない。自らを超えた所で戦わなければ、進めない。


「超戦」

その先の景色を見るために

理事長紹介

大橋 孝弘

Ohashi Takahiro

オーハシ総合設備株式会社 専務取締役

【LOM内 略歴】
・2018年入会
・2019年度 想いを紡ぐ愛郷心創出委員会 委員長
・2021年度 組織改革・拡大委員会 委員長
・2024年度 専務理事
・2025年度 第65代理事長

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お問い合わせ

一般社団法人 砂川青年会議所

〒073-0164 砂川市西4条北4丁目 砂川商工会議所内
TEL 0125-52-4294 / FAX 0125-52-4296

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